散歩道 Sampo do

散歩がすき。一流の散歩家を目指して修行中。

靴選び ~歩きやすい靴について考えてみたら楽しかった~

白状します。靴が好きです。というかスニーカーですかね?

学生時代の陸上の影響か、当時流行りのadidasカントリーの所為か分かりませんが大好きです。

 

そんなスニーカーライフで疲れる靴と歩きやすい靴があることに気づきました。

スニーカーって運動靴なのに、なぜこれは疲れるのか。あれは楽なのか。

 

ちょこちょこ調べているとこれが意外と面白かったです。なのですこしご紹介。

 

結論からいうと、身体を目的の方向に移動させるという目的を持つ歩きにもっとも近いスポーツ、つまりランニングシューズが歩くに適した靴の特徴も備えています。

 

 

 この記事の目次

スニーカーの種類

運動靴といっても、様々な種類があります。

よくスニーカーのモデルにされるのがランニング、バスケットボール、テニスやバドミントンのシューズでしょうか。

 

ランニング用の靴の目的は身体を進行方向に運ぶことを助ける事です。対してバスケットボールやテニス、バドミントンは急な方向転換などを要求されるため、求められるのはしっかりと止まる事です。

 

これはアウトソール(要するに底の面)、つま先部の形状に影響してきます。つまり快適に歩く為にわざわざストップする用の靴を選ぶ必要はあるのか?という事です。

 

代表的なランニングシューズモデルはこのような感じになります。

写真がなくてごめんなさい。

 

オンロード(舗装路)靴

NB (900番台、1000番台)シャープな印象。速そうな、しゅっとした感じ。

 

オフロード(クロスカントリー用)靴

adidas(カントリー)

NB(500番台)ぽってりとして愛嬌がある。不整地を走る時に地面をとらえやすいようにだとか。

 

同じランニングシューズでも、舗装路と未舗装路用で靴底の意匠が全然違います。

靴屋さんに行ったときにでも見てみてください。写真が手に入ったらまた追加しますね。

 

ちなみにその他のスポーツモデル 

バスケットシューズ

Adidass(スーパースター)

コンバース(オールスター/チャックテイラー)

NIKE(エアフォース1、エアジョーダン)

 

テニス・バドミントンシューズ

adidas(スタンスミス)

 

adidasのスタンスミスはほんとにかっこよくて無駄のないデザインで大好き。だから履きたい。映画とかあんまり歩かないときにはいいかも。この形が好き!というのも靴選びの大切にしたいポイントですからね。 

 

運動靴の歴史 

詳しくは各ブランドサイトをご覧ください。

ここで熱く語りたいですけど、そんなことしていると長くて読みにくい記事になってしまうので…。無念。

 とても簡単に

 

靴の選び方

サイズ合わせはインソールで

靴に足を入れて合っているかって、感覚的でわかりにくくないですか?「自分の足は幅広だから」とか先入観があって大きめのサイズを買ってしまったりして、それに慣れると基準がどんどんあいまいに。

 

そんな時は店員さんにお断りを入れてインソールをはずします。その上に靴下をはいた状態で立ってみてください。

 

親指や小指がインソールからはみ出してないですか?つま先の前方に1~1.5cm位の隙間はありますか?

これはちょっと小指が出てますね。よくない例。

 

指が中敷きからはみ出していると、その指は体重を支えるために働けません。そうなると他の場所に負荷がかかり、痛みを招く可能性があります。また偏平足のような足の構造の崩れを引き起こし、腰痛、ひざ痛、姿勢不良などを引き起こす可能性があるので、舐めてはいけません。

 

つま先の前方のスペースも必要です。足は体重がかかっている時といない時で長さや土踏まずの高さが変わります。このスペースも足指の力を邪魔しないために必要となります。むくみでも足の大きさは変わってしまいます。

 

靴のつま先は反りあがっているか

靴を置いて、つま先を下に押してみましょう。靴底が船底型になっていれば、くるんと踵が持ち上がってきます。

 こんな感じ。

 

本来足の構造は、自然とこのように前に進みやすくなっているのですが、人によってできていない人がいます。疲れやすい人は歩き方や靴に問題がある人が多いです。靴がこの機能を助けてくれるので、とっても楽ですよ。

 

踵はしっかりしていて潰れないか

なんと体重の6割は踵にかかります。また踵から前方に向かって足の構造が続いています。踵の位置や角度が変わってしまうと、それに直結して体の姿勢にも悪影響が出ます。

靴を選ぶときには、踵の部分をつねるように押してみて、ぐしゃっとならないものを選んでください。

 

足指の関節のところで曲がるか

これも歩行のメカニズムに関わってくるのですが、簡単に解説します。人は足の指あたりでグイっと地面を蹴る(というより指の付け根の関節を軸に足がごろんと前に転がる)ことでその足を前に振り出すエネルギーを溜めています。

 

わざわざ「よいしょ」と足を上げて歩くのは非常に疲れるので、身体が勝手にそう調整してくれています。

 

もしここが曲がらない靴を選ぶと、この省エネ機構が働きづらくなり、疲労や歩き方が悪くなる原因になります。また逆にどこでも曲がるぐにゃぐにゃな靴は土踏まずなどを支える働きが弱くなり、疲労などの問題を引き起こしてしまいます。

 

またこんど写真を撮り直します。わかりやすいように。

結果

見た目と機能の両方で選べるなんて素敵!(誰も言ってくれないので自分で)

 

現在マラソン上位を独占しているらしい「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」もレトロシューズとして愛される時代が来るのでしょうか。

 

テクノロジーの進化でランニング業界におけるスウェード・レザーシューズの立場はなくなっています。

 

「悲しいけどこれ、戦争なのよね」みたいな感じで、レースシーンにおける勝敗は決してますし。負けたものは去るのみ。

 

けど見た目がかわいいからいいのです!かわいいは正義

 

最近NBの574がお気に入りです。ちょっとぽってりしたデザインに愛着がわいてしまいました。NBは靴の箱に靴の長さだけでなく、ワイズ(足の幅と長さの比率みたいなもの)も表示してくれるので好きです。最近NBも高くなりましたね。

 

あー、でもやっぱりスタンスミスも履きたい!