散歩道 Sampo do

散歩がすき。一流の散歩家を目指して修行中。

ライチョウだらけ! 秋の北アルプス 表銀座縦走路の歩き方 (中房温泉~燕岳編)

「冬が来る前に」と急いだ山歩きは、雨と霧とライチョウだらけの旅でした。(撮影時は2羽だけだと思ってた、、、。ライチョウですよね?これ)

 

10月中旬、その前に通過した台風の影響もあって人はほとんどいません。歩いたのは表銀座コース、2泊3日。北アルプの入門としても有名な燕岳(つばくろだけ)から大天井岳(おてんしょうだけ)、東鎌尾根を経て槍ヶ岳に至るコースです。

 

今後の登山レベルアップと、下山後の楽しみを増やすために山行記録をノートにまとめてみました。ノートは後日3日間の行程を記録したブログにアップする予定です。記念すべき第一弾なのでぼろぼろでしょうが、ぼちぼち改善していこうと思います。今回は一日目の中房温泉登山口から燕岳までの道のりです。今後、二日目と三日目の記録および全行程のまとめ記録を書いていこうと思います。

 

アクセスはさわやか信州号 大阪から安曇野穂高、乗り合いタクシーで中房温泉登山口です。

ここからは写真と一緒に紹介していきたいと思います。

穂高

高速バスで穂高駅の近くにおりました。駅前のロータリーに中房温泉行のバス停留所があります。駅舎内にも地図があるので、そこを見れば安心です。

 

近くにいた人と流れでタクシーに乗ることになりました。山に向かっている実感がわいてきます。ワクワク

中房温泉登山口

at 7:30

到着した中房温泉の看板。ここから登るのですよ!みなさん!ちなみに登山口に水場っぽいものがあります。汲んでいる人はいませんでしたが、私のお腹は無傷でした。

 

第一ベンチ。ここには「水場」と明記されているので確実に水場です。急な登りですがゆっくり登れば大丈夫。最初からとばすとしんどいですから気を付けて。

第二ベンチ

at 8:18 第二ベンチ。

そこからしばらく登っていると、おぉ!!!やっと来たか!スイカ小屋!(秋なのでもちろんないですけど)。山歩きの10分なんてへっちゃらよ~♪ 着いたようなもんさ

合戦小屋

at 9:30  着いた!!!合戦小屋!だけどヘリコプターの作業中でみなさん忙しそう。一休みして進みますかね。夏にここでスイカを食べたら美味しいんやろな~。

合戦尾根?

そこから1時間弱?歩くと見晴らしがよくなります。稜線に現れたのは山小屋「燕山荘」と北アルプスの女王:燕岳!ゴールが見えた嬉しさと、今日の行程が終わる寂しさ。頂上に着く直前のひと時が一番好きです。

燕山荘

at 11:00 燕山荘到着!到着した写真を撮ることも忘れ、テント場受付とこれ!生ビール500mlと枝豆のセット:1,000円。燕岳と乾杯!(※柿ピーは私の標準装備です。)

 

燕岳頂上

お酒には弱いのでね。昼寝をして2時ころから燕岳頂上へ。曇ってきてしまったので明るい写真が撮れず。でもちゃんとほら!登りましたからね!

 

テントサイト 

テントサイトはガラガラ。この日は台風19号が過ぎた後ということもあって、人は少なかったみたいです。ド平日でもありますし。

大きめの石がごろごろと置いてあるのでテントの設営に使えます。選び放題なのでぐるっと回ってみて、風が弱く景色がよさそうなところを選択。テラスみたいなところが良かったですけど、さすがに風が強くて断念、、、。

 

テントを開けば安曇野の景色!これがテント泊か!!!じつは今回、初一人テント泊なのです。テントデビューは厳冬期の白馬岳登山の時なのですが、それはもう、、、楽しかった!無雪期は違った綺麗さがある反面、地面が痛い。マットなんかは改善の余地ありでした。

 

明日は4時起きです。早く寝ないと。それにしても、小屋の中は暖かいんやろうなぁ。

 

感想と独り言 

シュラフについてイスカエア450X・ショートのおかげで就寝時は寒さを感じることなく眠ることが出来ました。寒がりなので、心配でしたが大丈夫。でもマットが膨らみ不良で機能を果たさず、、、。フォームマットのほうが維持管理などの面でも優れている気がしてきたので、また試してみたいものです。

 

シュラフつながりでもう一つ。身長159㌢という身長が生かされるのが道具の軽量化です。仰向けでの転がっている時に地面と接する骨は肩甲骨、胸椎(いわゆる背骨。胸の高さらへん)、仙骨(背骨の下の終点)、踵骨(カカト)です。いつもは胴体の部分にマットのショートサイズ、踵の部分に空にしたザックを敷いています。ザックには豪華な背面クッションがついているので、骨が当たる不快感もありません。この方法はされている方も多いのでは?

 

体型について。やせ型で困っているのは腰のベルトをどれだけ締めても隙間が空いてしまう事です。これはなんとかせねば肩にくるのです。クッション厚なども考えて、ザックも改善していければいいなと考えています。

 

翌日はコースタイム10時間の長丁場です。大天井ヒュッテなど槍ヶ岳山荘へ至るまでの小屋はすべて営業を終了しているみたいなので、一気に行きます。